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のぼりと心理教育研究所は発達に関する相談と研修の機関です

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〒214-0021 神奈川県川崎市多摩区宿河原2-30-8-304


冬季オンライン研修会   ZOOMによるオンライン研修

2025年2月23日(日) 

午前の部10:00~12:00
 「実行機能力アップで生きる力を育てる

                     ~発達障害への新しいアプローチ~
 
            講師  安住ゆう子先生 NPOフトゥーロLD発達相談センターかながわ所長
                        公認心理師、臨床心理士、特別支援教育士SV他

午後の部13:00~15:00  
 「WISC-Ⅴの基礎知識  
         
         ~Ⅳとの違いから活かし方まで~
          
          講師  飯利知恵子先生  医療法人社団ながやまメンタルクリニック
                       公認心理師、臨床心理士、特別支援教育士SV


※ 参加料  午前、午後 各4,000円      終日割引7,500円 
※ 午前・午後とも、学校心理士資格更新ポイント(B1)となる研修会として認定されています
※ 定員  各50名程度
※ ご欠席の場合のご返金、録画配信、学校心理士資格更新ポイントの発行はできません

  あらかじめご了承ください
※ お申し込みは、左上のナビバーにある「お問い合わせ、お申し込み」をご参照ください



<午前概要>


 朝起きて、歯磨きをして着替えをして…。私たちの日常生活での行動は「実行機能」という脳の働きによってスムーズに行われています。遂行したい・達成したい「目標・課題」のために、段取りを考え、自分の思考や感情を調節するなど、物事を効率よく正確にこなすために重要な力ですが、ASDやADHDなどの発達障害の子どもは、こうした実行機能にも課題がある場合が多いといわれています。

 生まれ持った認知特性そのものを変えることは難しいですが、「実行機能」は、学習や訓練で伸ばせる力であるとされており、今後、特性のある子ども達が、「学びやすさ」「生きやすさ」を獲得する際の重要なカギとなる力であることは間違いなさそうです。

 本研修では、講師より、プランニング(計画)、モニタリング(行動確認)、シフティング(柔軟性)などといった実行機能の代表的な力についてご解説いただき、皆さんに簡単なワークを通して体験したり考えたりしていただきながら、実行機能力アップのための様々なアプローチをご紹介いただきます。
 さらに、指導事例を用いて実践場面でのポイントについてもご話しいただくてんこもりの研修です。



💛講師紹介・・・安住ゆう子(あずみ・ゆうこ)先生。臨床心理士、公認心理師、特別支援教育士SV。東京学芸大学大学院修士課程学校教育専攻発達心理学講座修了。発達特性のある子どもの相談・検査・指導のほか、巡回相談等多方面で活躍。「実行機能力ステップアップワークシート(かもがわ出版)」「子どもの発達が気になる時に読む心理検査入門(合同出版)」等、著書多数。




<午後概要>



 ウエクスラー児童用知能検査の最新版であるWISC-Ⅴが発売されて2年半。短時間で客観的に子どもの
認知特性を把握できるため、発達的な問題がうたがわれる子どもの得手不得手に合わせた支援を考える場合には大変有効な検査です。

 Ⅳでは、15の下位検査があり、全般的IQの他に、「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」という4つの指標を測定しましたが、Ⅴでは、下位検査が16に。また、「知覚推理」が「視空間」と「流動性推理」に分かれ、主要指標が5つに増えました。さらには、聴覚性ワーキングメモリーしか測定できなかった「ワーキングメモリー指標」に視覚性ワーキングメモリーをみることができる下位検査が加わるなど、子どもの能力をより細分化して捉えられるよう、様々な改定がなされています。

 本研修では、WISC-Ⅴの基礎知識について、①概要とⅣからの変更点、②CHC理論との関係、③結果分析の流れ、の順にお話いただき、後半では事例を用いて具体的な解釈や、支援への活かし方についてご解説いただきます
 日々検査に従事されている飯利先生からの、ご経験に基づいたマニュ
ルにはないお話は必見です。Ⅴの概要をおさえたい方、ⅣからⅤへの切り替えをご検討されている先生方にお勧めです。


💛
講師紹介・・・飯利知恵子(いいり・ちえこ)先生。臨床心理士、公認心理師。特別支援教育士SV。東京学芸大学大学院修了後、西東京市教育相談センター、旭出教育研究所、YMCAなどを経て現職。知的障害・発達障害の学童期~青年期の方のアセスメントや心理相談をご専門とされる。




オンデマンド講座  2024年11月1日より講座①受付開始

2024年9月19日~  受付開始

 ● 「発達障害と子どものこころの病気」シリーズ
    
    発達特性のある子どもは、学習・友達関係・生活面など、集団の中でつまづきを抱えやすく、
    二次障害として「こころの病気」を発症しやすいことは広く知られています。また、発達特性自体が
   「こころの病気」の症状と類似している場合もあり、見立てが難しい場合もあります
     
    本講座では、メンタルクリニックを受診する子どもに多く見られる疾患を取り上げながら、
    子どもの精神疾患の基礎と、発達障害との関連について学びます

    講師は、池袋心療内科メディカルオーククリニック内”能力支援さくらさく” 臨床心理士、
    公認心理師、特別支援教育士の
関口智代先生です
 


 
 ● 受講について
   
    配信時間    1講座 50~60分ほど
            ※講座②以降は随時配信・受付予定です。

    受講形態    お申し込み後、3~5日以内に視聴用URL(ZOOm)とパスワードをお送りします
            受講者はそれぞれ3週間の視聴期間の間、何度でも講座を観ることができます
            ※録画厳禁
            ※講座の資料は、事前にメール添付でお送りします

    質問シート   受講期間中、講師への質問(150字以内)受け付けます

    参加費     1講座につき 1,800円

    お申し込み   上部左の蘭の「お申し込み・お問い合わせ」をクリックして、必要事項を
            お知らせください


    

 オンデマンド講座① 2024年11月1日受付開始


 「発達障害と子どものこころの病気①~心身症~」(録画55分)
    

幼少期から学童期にかけてふえるチック、小学校高学年以降に増加する起立性調節障害、過敏性腸症候群、
過換気症候群など、子どもの「心身症」には数多くのものがあります。気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎、繰り返される頭痛や腹痛、自家中毒、頻尿なども心身症として捉えた方が良い場合もあります。

また、子どもの心身症には特に、発達上の問題(知的水準や発達特性など)が関わることが多いとも言われており、「身体の病気」への治療と同時に、環境調整や心理面へのサポートも大事になります。

本講座では、まず、前半20分ほどで、子どもの心身症についての基礎を学び、後半では具体的な疾患を
ご提示いただきながら発達障害との関連についてお話しいただきます。


受付時に、PDFの投影資料と、「質問シート」をメール添付にてお送りします。

「質問シート」は、視聴期間中(3週間)、1回のみ有効です。
講師へのご質問があればお使いください。


 



 


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