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のぼりと心理教育研究所は発達に関する相談と研修の機関です

. noborito_soudan@yahoo.co.jp

〒214-0021 神奈川県川崎市多摩区宿河原2-30-8-304


春季オンライン研修会   ZOOMによるオンライン研修

2025年4月27日(日) 

午前の部10:00~12:00
 「ASDの自己理解 ~何を、どのように、何のために?~
 
            講師  伊藤逞子先生  リソース・ルーム「枝」代表、
                        のぼりと心理教育研究所巡回相談員ほか

午後の部13:00~15:00  
 「個別最適化を実現するUDL~学習者中心の学びとは~
          
          講師  高橋あつ子先生  早稲田大学大学院 教授
                       公認心理師、臨床心理士、特別支援教育士SV


※ 参加料  午前、午後 各4,000円      終日割引7,500円 
※ 
午前の部・午後の部とも学校心理士資格更新ポイント(B1)となる研修会として認定されています。
※ 定員  各60名程度
※ お振込み後のご返金、ご欠席時の録画配信および学校心理士資格更新ポイントの発行はできません

  あらかじめご了承ください
※ お申し込みは、左上のナビバーにある「お問い合わせ、お申し込み」をご参照ください



<午前概要>

「発達障害の告知をして、子どもに自分で気を付けるようにさせたい」。そう話される保護者は珍しくありません。子どものタイプや状況によって告知の時期に正解はないとされていますが、大切なのは「大人」「周囲」ではなく、「子ども側」のタイミング。そこを間違うと、強い反発に合ったり、「どうせ頑張ってもできないから…」とネガティブに思い込むなどして、望ましい自己理解は遠くなってしまいます。
 また、「自分の得意不得意を知る」といったアプローチは、小学生の段階から広く支援に取り入れらていますが、客観視の弱さや思考の固さなどといった特性から、なかなか本質的な自己理解がすすみづらいという場合もあります。
 本研修では、発達障害の中でも特に自己理解や自己分析の困難さをもちやすいASDとその周辺の子どもについて、年齢や状況、タイプなどの異なる事例をご紹介いただきながら、その自己理解はどのようにすすむのか、何を・どのように・何のために理解するのか、イメージが苦手な子どもたちに伝わる伝え方、最善のタイミングは?といった難問に迫ります。講師は、発達特性のある子ども・成人の中長期的支援に長年携わられている伊藤逞子先生です。

 🌸講師紹介・・・伊藤逞子(としこ)先生。東京・名古屋で公立小学校の担任を経て、民間発達相談機関で相談・指導に従事。現在の国立特別支援教育総合研究所のLDに関するプロジェクトや、文科省のLD/ADHD/高機能自閉症の児童生徒に関するガイドライン作成に参加。2009年、「リソース・ルーム枝」を設立し、発達特性のある方への継続的支援を行う。また、東京・神奈川の小・中・高校での専門家チームや巡回相談なども精力的に参加。




<午後概要>
「なぜ学ぶのか?」学びのユニバーサルでサイン(UDL)はここからスタートします。新学習指導要領の特徴のひとつである「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)」に直結し、発達障害を含めた多様な子どもたちの誰もが、自分のために自分に合った方法で学ぶ、「学びのエージェンシー」を育てる考え方です。UDLの考え方を活かして学べる環境をデザインすると、子どもは主体的に学び始めます。目標に近づくためにそれぞれが自分のゴールを決め、自己評価をします。教師は教え導く役割から、子どもが学ぶプロセスを見守りフィードバックする立場にシフトします。子ども自身の「今」のあり方を認められる機会がふえるこのアプローチは、いじめや不登校の抑止力にもつながるものとして期待されています。
 本研修では、具体的な実践が見えにくい、準備に時間が取れない、学習指導要領をこなせないなど…様々な理由からUDLの導入をためらわれている先生方が、安心して一歩を踏み出せるよう、「理解(情報の取り入れ方)」「表出(発信の仕方)」「取り組み」の3つに多様性をもたせるというUDLの3原則をはじめ、子どもが主体者となるためのフレームワークとして、UDLの本質を学びます。

 🌸講師紹介・・・髙橋あつ子先生。公立小学校教諭・教頭を経て早稲田大学大学院教育学研究科教授。専門は教育心理学、アセスメント、UDL、インクルーシブ教育など。『私学流~多様性をインクルージョンする~(学事出版)』『LD,ADHDなどの子どもへの場面別サポートガイド(ほんの森出版)』など著書多数。


オンデマンド講座(ZOOM) 

「発達障害と子どものこころの病気」シリーズのご案内
    
    発達特性のある子どもは、学習・友達関係・生活面など、集団の中でつまづきを抱えやすく、
    二次障害として「こころの病気」を発症しやすいことは広く知られています。また、発達特性自体が
   「こころの病気」の症状と類似している場合もあり、見立てが難しい場合もあります
     
    本講座では、メンタルクリニックを受診する子どもに多く見られる疾患を取り上げながら、
    子どもの精神疾患の基礎と、発達障害との関連について学びます

    講師は、池袋心療内科メディカルオーククリニック内”能力支援さくらさく” 臨床心理士、
    公認心理師、特別支援教育士の
関口智代先生です
 

    2024年11月より、シリーズ⓵「心身症」の受付・配信を始めました
    シリーズ②は2026年夏ごろに受付・配信予定です


 
 ● 受講について
   
    配信時間    1シリーズ 50~60分ほど
            

    受講形態    お申し込み後、3~5日以内に視聴用URL(ZOOm)とパスワードをお送りします
            受講者はそれぞれ3週間の視聴期間の間、何度でも講座を観ることができます
            ※録画厳禁
            ※講座の資料と質問シートを、事前にメール添付でお送りします

    質問シート   受講期間中、講師への質問(150字以内)ができます

    参加費     1講座につき 1,800円

    お申し込み   上部左の蘭の「お申し込み・お問い合わせ」をクリックして、必要事項を
            お知らせください


    

 受付・配信中のオンデマンド講座             2024年11月~

 「発達障害と子どものこころの病気~シリーズ⓵心身症~」(録画55分)
    

幼少期から学童期にかけてふえるチック、小学校高学年以降に増加する起立性調節障害、過敏性腸症候群、
過換気症候群など、子どもの「心身症」には数多くのものがあります。気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎、繰り返される頭痛や腹痛、自家中毒、頻尿なども心身症として捉えた方が良い場合もあります。

また、子どもの心身症には特に、発達上の問題(知的水準や発達特性など)が関わることが多いとも言われており、「身体の病気」への治療と同時に、環境調整や心理面へのサポートも大事になります。

本講座では、まず、前半20分ほどで、子どもの心身症についての基礎を学び、後半では具体的な疾患を
ご提示いただきながら発達障害との関連についてお話しいただきます。


受付時に、PDFの投影資料と、「質問シート」をメール添付にてお送りします。

「質問シート」は、視聴期間中(3週間)、1回のみ有効です。
講師へのご質問やご意見ご感想などがあればお使いください。

録画なので、配信期間中何度でも繰り返して視聴することができます。
お申し込み、お待ちしております。


 



 


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